第9回「日本の絹展」 開催日:2012年(平成24年)10月18日〜23日


第9回『日本の絹展』を開催

〜伝統工芸から創作デザインまで 染・織で綾なす 美と技の祭典〜

 当協会は、平成24年10月18日(木)〜23日(火)まで、高島屋東京店8階エクセレントルームに純国産絹コーナーを設置し「第9回日本の絹展〜伝統工芸から創作デザインまで 染・織で綾なす 美と技の祭典〜」を開催しました。
 純国産絹製品や国内で製織、染色加工した伝統的工芸品から最新の創作デザインの絹製品まで幅広く展示し、特に養蚕、製糸、製織、染加工等の様子をビデオで紹介したり、カイコの飼育展示、ア−トフラワ−教室を行いました。また、生産履歴を表示した純国産絹マークについての説明パネルで国産繭・生糸で作られた希少価値のある純国産絹製品の紹介を行いました。

「第9回日本の絹展」会場入り口前のディスプレイ
生きた蚕の飼育と座繰実演


○ 純国産絹製品コーナー
 純国産絹製品コーナーでは、(株)甲斐絹座(山梨県富士吉田)の甲斐絹のネクタイ・スカーフ・ストール・傘、西川産業(東京都中央区)の布団、(株)あきやま(宮崎県綾町)の藍染、貝紫で染織したショール、近江真綿振興会(滋賀県米原市)の布団・膝掛け、(株)小倉商店(茨城県結城市)の手紬結城紬・和装小物、(株)加藤萬(東京都中央区)の帯揚げ・風呂敷・半襟、
日本蚕糸絹業開発協同組合(群馬県高崎市)のおくるみ・袱紗・紋付地・江戸小紋(藍田正雄)、富岡シルクブランド協議会(群馬県富岡市)のネクタイ・スカーフ、(株)平田組紐(東京都豊島区)の帯締、福絖織物(株)(福岡市西区)の和装小物、宮井(株)(京都市中央区)の風呂敷、(有)ミラノリブ(群馬県桐生市)の最新創作デザインのニット製品の展示即売を行いました。

○ 日本の絹コーナー
 日本の絹コーナーでは、(株)絹工房(群馬県富岡市)のシルク化粧品・石鹸、染色工房鳴瀬(京都市右京区)の染色着尺・帯・和装小物、中島洋一(東京都中野区)の古典織物、COSSI (有)腰光産業(群馬県桐生市)のコート・紳士シャツ・婦人ブラウス・ショール、渡文(株)(京都市上京区)の帯・ネクタイ・座布団、自ら製作した絹製品の展示即売を行ってもらいました。

○ 実演コーナー
 東京農工大学大学院蚕学研究室による生きた蚕の飼育展示・世界の野蚕の紹介パネル、蛍光・色素遺伝子を組み込んだ青色・赤色蛍光の繭の展示と当協会による繰糸実演を行いました。深雪スタジオでは、アートフラワー教室が開催され、消費者の興味を引きました。

 お客様からは、初めて蚕を見た。蚕が繭を作るのに感激した。生糸や真綿の作り方がやっと分かった。絹製品を作るのにこんなに手間がかかるのですかなどの声を頂きました。

「第9回日本の絹展」の会場


 今後、今回のように絹製品製造者(製織、製編、染色等)が自ら製造した絹製品の展示販売する場で、多くの消費者に純国産絹製品の存在、製造技術の伝承の重要性を知ってもらい、一方で日本の蚕糸・絹業の連携による日本の繭・生糸から作られた純国産絹製品(質の高い、物語性のある、生産履歴の明確なもの)が多く出現し、消費者にリーズナブルな価格で提供できることを望むところです。

 

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